2025年7月20日日曜日

指示形容詞・指示代名詞

 指示代名詞「それ」「それら」は、フランス語でいうとcelui, ceux, celle, celles に当たります。

 ルワンダ語にはクラスが16ありますので、指示代名詞の形も16あります。

 

ルワンダ語では、指示詞の「その・それらの」と指示代名詞「それ・それら」の形は同じですが、アクセントが変化します。 

例えば、uwo mwana「その子」の1クラス指示詞「その」uwoは高低ですが、

指示代名詞「それ」[人を表すことが多い1クラスでは「その人」のuwoは、アクセントが高高になります。

 

指示形容詞と指示代名詞①は形は同じ、アクセントが違う。「もの」は者と物のふたつの場合が

ある。 

指示形容詞/指示代名詞



この・これらの 

/ このもの・これらのもの

その・それらの

/そのもの・それらのもの 

あの・あれらの

/あのもの・あれらのもの 

1 uyu

uwo

uriya

2 aba

abo

bariya

3 uyu

uwo

uriya

4 iyi

iyo

iriya

5 iri

iryo

ririya

6 aya

ayo

ariya

7 icyi

icyo

cyiriya/kiriya

8 ibi

ibyo

biriya

9 iyi

iyo

iriya

10 izi

izo

ziriya

11 uru

urwo

ruriya

12 aka

ako

kariya

13 utu

utwo

turiya

14 ubu

ubwo

buriya

15 uku

uko

kuriya

16 aha

aho

hariya                                 

 

①そのもの 

abana nabonye bari bafite imisatsi myinshi 私が見た子どもたちにはたくさん髪があった

 

指示代名詞を使って 

abo nabonye bari bafite imisatsi myinshi 私が見たそれらの者には髪がたくさんあった。

 

 

--Ipusi nabonye yari iri kurya imbeba. 私が見た猫はネズミを食べていた。


--Njye, iyo nabonye yari iri kurya ifi. 私が見たそれは魚を食べていた。

 

猫が魚を食べているところだ (現在)は Ipusi iri kuryja ifi.ですが

[ iriはi(それ(9)が)+ri(英語のbe動詞に相当) 「それが~の状態にある」、

その後ろに動詞の原形がきて、 「それが~の状態にある」→「それが~しているところだ」]

 

猫が魚を食べているとこだった(過去)は、 yari=i(それ(9)が、次に母音がくるのでyに変化)+a(過去の時制接辞)+ri(英語のbe動詞に相当) の次にiriを重ねて、Ipusi yari iri kurya ifi.とします。

 

 

Njye, iyo nabonye yari iri kurya ifi. 

 

②「~のもの」の形になるとき(フランス語でいうと、celui de qn )

 Iri cupa ni irya Alice. このぺットボトルはアリスのそれだ

 

1   Aka gahinja ni aka Jeanne. この赤ん坊はジャンヌのそれだ。    

 Ako gahinja ni aka Jeanne. その赤ん坊はジャンヌのそれだ。

 Kariya gahinja ni aka Jeanne. ああの赤ん坊はジャンヌのそれだ。

aka Jeanneの aka は、 a(それ)に属辞 kaが融合して aka になっています。 

Icyi gitabo ni icya Jeanne

5  Iicyo gitabo ni icya Jeanne

Cyiriya gitabo ni icya Jeanne

icya Jeanne の icya は、i(それ)に属辞 cya が融合して icya になっています。

Nasomye igitabo cya Janne n’icya Sophie . 私はジャンヌの本とソフィーのそれを読んだ。

 

1~6を読み上げています。

 


 

 

2026/01/04 加筆 

 

 

 

  


  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週のルワンダ語作文03

 言いたいこと:今日は7月14日です。今晩はトウモロコシを3本だけ調理します。最近少し太っているからです。

ルワンダ語作文

Uyu munsi ni icumi na kane ukwezi kwa karindwi.

Ndateka ibigori bitatu gusa uyu mugoroba,

  

kubera ko ndabyibushye  gahoro muri iyi minsi.

 

ndateka「私は調理します」 =n(私が)+da(現動化の接辞raがnの後ろで音変化)+teka(guteka「調理する」)

 

ibigori「トウモロコシ」(8)

 

bitatu「3つの」=bi(8クラスの形容詞接辞)+tatu「3つの」

 

uyu mugoraoba「今夜」=uyu「この」+mugoroba (umugoraoba「晩、夜」

 

 kubera ko「なぜなら」

 

ndabyibushye「私は太っている」=n(私が)+da(現動化の接辞raがnの後ろで音変化)+byibushye(kubyibuha「太る」の完了形)

 

gahoro「少し」

 

muri iyi minsi「このごろ」=muri(前置詞「~の中で」)+iyi「これらの」(4)+minsi(iminshi「日々」(4)) 

 

 


 



 

nka, nko ~と同じように→同等比較

 「~と同じように」を表すには、nka、あるいはnkoを使います。

 

nka+名詞(人・もの・場所)

nko+動詞

 

例1 

Ejo, imvura nyinshi yaguye i Nagoya, ariko uyu munsi, harashyushye neza neza nk'i Kigali.

昨日名古屋では雨がたくさん降った。しかし、今日はキガリとまったく同様に暑い。

nk'i Kigali=nka+i+Kigali


例2

-Harashyushye cyane i Naogoya. 名古屋はとても暑いです。

-Ni nka hano.                  ここ(キガリ)と同じだね。

 

 

「同じように」という意味から同等比較を表すのに使われます。

 

例3

Buddha ni munini nka Christ. ブッダはキリストと同じように偉大だ。

Trump ni mubi nka Macron.  トランプはマクロンと同じくらい悪い。

Olive oil  ni nziza nka   coconut oil mu gikoni. オリーブ・オイルはココナッツ・オイルと同じくらい料理によい。

 

動詞の前ではnkaはnkoになります。

例4

Kurya ni byiza nko kunywa amazi. 食べることは水を飲むことのように良い。

食べることは水を飲むのと同じように良いことだ。 


 

 

優等比較はkurushaを用います。

例5

Butter ni nziza kurusha coconut oil. バターはココナッツ・オイルよりもよい。 

Christe ni munini kurusha Buddha. キリストはブッダより偉大だ。

Trump ni mubi kurusha Macron. トランプはマクロンより悪い。 

 

 

 

 

 

2025年7月14日月曜日

今週のルワンダ語作文02

言いたいこと:今日は7月10日です。今日も暑いです。気温は32度です。エアコンなしでは勉強できません。 

 ルワンダ語作文:

Uyu munsi ni icumi ukwezi kwa karindwi.

Uyu munsi naho, harashyushye cyane.

Ni degree mirongo itatu n'ebyiri.

Sinshobora kwiga nta climatiseur.

 ukwezi kwa karindwi「7月」

 naho「~もまた」

 harashyushye「暑いです」=ha(16クラスの主語接辞)+ra(現動化の接辞) +shyushye(gushyuha「暑い」の完了形)

degree「度」(9)  外来語は9クラス

 itatu n'ebyir「32」

 9クラス・10クラスの1桁目の数形容詞は他のクラスとは違っている。

  9クラス:imwe「ひとつの」

 10クラス: ebyiri「2」、eshatu「3」、 enye「4」、 eshanu「5」、 esheshatu「6」、 zirindwi「7」、

       umunani「8」、icyenda「9」

 

Sinshobora=si(否定の接辞。1人称単数のみ)+n(私は)+shobora(gushobora「~できる」) 

 

kwiga「勉強する」

nta「~なしで」

climatiseur「エアコン」(9)

 

 

1回目はゆっくりと、2回目はネイティヴスピードで読んでもらいました。

 


 

 

 

兄弟姉妹

 兄弟姉妹の呼び方は自分が男性か、女性かによって変わります

 

兄:mukuru wanjye             ---自分(男性)---弟:murumuna wanjye 

姉:mushiki wanjye mukuru---自分(男性)---妹:mushiki wanjye muto

 

兄:musaza wanjye mukuru---自分(女性)---弟:musaza wanjye muto

姉:mukuru wanjye             ---自分(女性)---妹:murumuna wanjye 

 

自分と同性の上のきょうだい=mukuru wanjye

自分と 同性の下のきょうだい=murumuna wanjye

自分(男性)の姉妹=mushiki wanjye mukuru と mushiki wanjye muto

自分(女性)の兄弟=musaza wanjye mukuru と musaza wanjye muto

↑は「自分の」なのでwanjyeでしたが、

君の                    wawe

彼の、彼女の         we

私たちの              wacu 

あなたたちの         wanyu

彼らの、彼女たちの wabo    と変化します。

 

2025年7月13日日曜日

今週のルワンダ語作文01

 

受けているレッスンで、先週から、短い文を作文して、それを話している動画を送れ、という課題が課されられています。今回はその第1回目の報告です。

 

日本語文:「先週スイカを食べました。これがこの夏スイカを食べた最初で最後です。なぜなら日本では食品の値段が高いからです」

 

ルワンダ語訳 

 

Icyumweru gishize, nariye watermelon, ni ubwa mbere n’ ubwa nyuma nyiriye muri iri zuba, kubera ko ibiciro by’ibiryo birahenze mu Ubuyapani

 Icyumweru gishize「先週」=Icyumweru「週」(7)+gishize[gi(7クラスの主語接辞)]+shize[gushira「終わる」の完了形]

nariye=n(私が)+a(過去の時制接辞)+riye(kurya「食べる」の完了形)

 watermelon(9)スイカ あるいはフランス語から借用したpasteque(9)を使う

ni=「~である」

ubwa mbere 「初めて」=ubwa「回」(14)+mbere「前に、まず、最初の」

 n’=na「そして、~と」

 ubwa nyuma「最後」 =ubwa「回」(14)+nyuma「後ろ、最後の」

 nyiriye =n(私が)+yi(9クラスの目的語接辞:スイカを指す)+riye(kurya「食べる」の完了形)

 muri iri zuba「この夏に」=muri(前置詞「中に」)+iri(5クラスの指示形容詞)+zuba(izuba「太陽」(5))

「夏」はiki(5)も可。 muri iri ki 

kubera ko「なぜなら」 

ibiciro「価格、値段」(8) 

by’=bya(8)属辞

ibiryo「食料品」(8)

birahenze =bi(8クラスの主語接辞)+ra(現動化の接辞)+henze(guhenda「高い」の完了形)

mu=前置詞「中で、中に」

Ubuyapani「日本」(14)

 

動画:1回目はゆっくりと、2回目はネイティヴ・スピードで読んでもらいました。 


 

2025年7月6日日曜日

~のうしろで、~したあとで、最後だ

 ~のうしろで、~したあとで、最後だ、はいずれも inyuma を使います。

 

~のうしろで、~の裏で

inyuma ya~  inumaはi+nyuma(9クラスの名詞)と考えられます。場所の状況補語として使います。

Nahinze indabo inyuma y'inzu. 家の裏で花を栽培した。

nahinze=n(私が)+ a(過去の時制接辞)+ hinze(guhinga「耕す・栽培する」の完了形)

indabo =「花」(9,10)

 

~したあとで、~のあとで

nyuma ya+名詞、yo+動詞 。時の状況補語として使います。

Naje nyuma ya John. 私はジョンのあとに来ました。

naje=n(私が)+a(過去の時制接辞)+je(kuza「来る」の完了形)

 

Nanyweye icyayi nyuma yo kurya. 食べてからお茶を飲みました。

nanyweye= n(私が)+ a(過去の時制接辞)+nyweye(knywa「飲む」の完了形)

 

最後だ

ubwa nyuma, 形容詞のように使います。

Ni ubwa nyuma nogoshe imisatsi muri uyu mwaka. 髪を切るのはこれが今年最後です。[直訳すれば、「髪を切ったのは今年最後です」。髪を切った直後のことば]

  ubwa=「回」(14)

  nogoshe=n(私が)+goshe(kugosha「切る」の完了形)

 imisati =「髪」(4)

Ni ubwa nyuma nsuye Ubuyapani. 日本を訪れるのはこれが最後です。[旅行から帰ってきた直後のことば=以後日本を訪れる考えはない」

 nsuye=n(私が)+suye(gusura「訪れる」の完了形)

発音注意:gusuraをグスーラと発音するときは「訪れる」、グスラと発音するときは「おならをする」

Ubuyapani=「日本」(14)

 

  

 

~の前に、~する前に、初めて

「~する前に」「初めて」はmbereを,

「~の前に」は imbereを使います。

 


~する前に  mbere は9クラスの名詞です。よって属辞はya

mbere ya+名詞、yo+動詞 、時の状況補語として使われます。

Ndiririmba mbere ya John. ジョンの前に歌います。 

 kuririmba=「歌う」

Noza amenyo mbere yo gusinzira. 眠る前に歯を磨きます。

koza=「洗う」(衣類以外)

gusinzira=「眠る」

 

初めて 

ubwa mbere 

Ni ubwa mbere ndiye fufu. フーフーを初めて食べます(食べました)。[食べ始めたとき、あるいは、食べ終わった直後のことば]

ubwa=「回」、フランス語で言えばfois 

ndiye=n(私が)+diye(riye、kurya「食べる」の完了形、rがnの直後でdに変化)

 

 ~の前に(場所)

imbere ya ~= imbereイムベーレはi(場所を示す前置詞、フランス語のàに相当)+mebere(9クラスの名詞)から成っていると考えられます。場所の状況補語として使われます

 Imodoka iri imbere y'inzu. 家の前に車がある(停まっている)。

 imbere y'inzu  家の前に 

 Icyupa kiri imbere ya magasin. 店の前に看板がある。

icyupa=「看板・標識」(7) 

 

 

 

 

ルワンダ語の発音はむずかしゅうござる mye

 gusoma. somye 「読む」 mye は m-nye ムニェ と発音します。   imyaka(4)「年」 mya も m-nya ムニャ と発音します。   mye の発音