2026年2月19日木曜日

inshinga nkene 「貧しい動詞」② -zi

 現在形のルーティンを示す活用しかない動詞(raは付かない)。完了形もない。

-zi  ko~ 「~ということを知っている」「思っている」 ×kuzi という不定形は存在しない。完了形もない。

                      過去時制にするときは、例えば nari nzi とする。  

 不定形なし、nzi, uzi, azi, tuzi, muzi, bazi 

 

Nari nzi ko iyi nama izaba ejo.  この会議は明日あると(私は)思っていた。

  inama (9) 「会議」  kuba 「ある」

 

Twari tuzi ko isi irambitse.   私たちは地球は平ぺったいと思っていた。

isi (5) 「地球」

kurambika, rambitse 「平にする」 

  

Sinari nzi ko iyi nama iba uyu munsi. この会議が今日あるとは(私は)知らなかった。

 

 

[ko以下で示されることが不確かであることを示す]

 

Sinzi ko iyi nama izaba ejo. / Sinzi niba iyi nama izaba ejo. 

この会議が明日あるかどうか(私は)知らない。 

 

Ntituzi ko intambara civil ya Sudan izarangira. スーダン内戦はいつ終わるのか分からない。

intambara (9,10) 「戦い、戦争」 

 kurangira, rangiye「終わる」

 

 

文脈によって意味が変わります。 

 

Ntuzi ko iyi nama izaba ejo?  あなたはこの会議が明日あるって知らないの?(例えば→ダブルブッキングに気をつけて)

 

Ntazi ko iyi nama izaba ejo?  彼はこの会議が明日あるって知らないの?(例えば→教えてあげて)

 

 


2026年2月12日木曜日

inshinga nkene 「貧しい動詞」① -ti, -te, -tya, -tyo

 現在形のルーティンを示す活用しかない動詞(raは付かない)。完了形もない。

 

-ti:kuvuga「言う、話す」の後に置かれて、引用文が続くことを示す。

nti uti ati  duti muti bati

Gakire aravuga ati: “ iki gitambaro ni cyiza”. ガチレは言う。「この布製品は良い」。

Coverbe : inshinga nkene (les verbes pauvre)

 

ils se conjuguent seulement au present  routine et accompagne seulement le verbe

 kuvuga et tout ceci dans le discours direct.


 

-te : 「どのように」


不定形 gute: nte ute ate dute mute bate  

 

Muryama mute? 私たちはどのよう寝ますか? 

 

Inka irya ite? 牛はどのように食べますか?

 

 

-tya / -tyo 「このように」 / 「あのように」


不定形 gutya: ntya  utya atya dutya mutya batya

不定形 gutyo: ntyo utyo atyo dutyo mutyo batyo

 

ntya, ntyo の発音は難しいです。

 


 Namweretse ko dukora dutya. 私は彼に、私たちはこのように働いていると示した。

 

kwereka, eretse 「見せる」「示す」 

Ni nde wakubwiye  ko mwambara mutyo? 誰があなたたちがあのような服装をするようにあなたに言ったの?

 

kwambara, ambaye 「服を着る」

kubwira, bwiye 「言う」  

 

 

2026年2月19日加筆 



2026年2月11日水曜日

動詞の変形 ① ra

 動詞の末尾に前置詞の働きをする小辞をつけて意味を変える。

 

ra 英語の for、フランス語の pour に相当する小辞が語末に付いて一体化する。 

①~(人)に代わって、ために

②~(場所)で   の意味を付加する。

 

例:kujya クヂャ「行く」

↓ 

kujyira クヂーラ 

① ~(人)のために、代わって行く

② ~(場所)に行く。

 

作り方。 

(A) 動詞の最後から2番目の母音が a, i, u の場合、最後の母音(a) を取って ira を付ける。

完了形は raが ye となり、ira は iye になる。 

(B) 動詞の最後から2番目の母音が e, o の場合、最後の母音(a) を取って era を付ける。

完了形は raが ye となり、era は eye になる。 

 

例:

(A) kwaka 「火がつく、灯りが点る」 → kwakira クワチラ,  akiye 「~で灯りがつく」

       kwiga 「学ぶ」 → kwigira, igiye 「~で学ぶ」

       kuvuga 「話す」 → kuvugira. vugiye 「~に代わって話す」

   kuza クーザ 「来る」 → kuzira クーズィラ, ziye  この動詞は u を長く発音する。

                             「~のために来る」

   kuzira ubusa: venir pour rien  (イベントのために来たのに延期になっていたときなど)無駄に来る

   guhinga 「耕す」 → guhingira、hingiye 「~に代わって耕す」 

 

活用の例外: ira の i が長く発音される。ra が riye に変わる。 

    kurya クリヂャ 「食べる」 → kurira クリーラ, ririye リリーエ 「~に代わって食べる」

    kujya クヂャ 「行く」 → kujyira クヂーラ, jyiriye ヂーリエ 「~に代わって行く」「~のために行く」

       kuva クザ 「場所を離れる、~の出身である、行って来る」 → kuvira クヴィーラ, viriye ヴィーリエ 「~に代わって行って来る」

 

 


                                  kurira, kujyira, kuvira

Itara riri kwakira he? 灯りはどこで点っているの?(灯りが直接見えない構造になっている時) 

Itara ryakira he? 灯りはどこでつくの?(灯りをつけてほしい)

kurira muri douche 風呂場で食べる 

Jeanne yajyiriye John mu mujyi. ジャンヌはジョンに代わって町に行った。

Waziye iki?君は どうして来たの?(話者は「君」が来たことをこころよく思っていない)

Wajyiriyeyo iki? 君は何のためにそこに行ったの?

 jyiriye-yo「~のためにそこ(yo)に行った 

Wajyiriyeyo nde? 君は誰に代わってそこに行ったの?

Yaviriye mama wanjye gufata  imiti kuri pharmacie. 彼女は私の母に代わって薬局に薬と取りに行って来た(今は戻っている)。

 

gufata 取る 

umuti, imiti (3,4) 薬 

 

Mviriye gaelle kwipima ikanzu mu mujyi. 私はガエルに代わって町にワンピースを試着に行って来た。

kuvira, viriye 「~に代わって行って来る」 

kwipima, ipimye 「試着する」

ikanzu, amakanzu(5,6) 「ワンピース」 

女性の場合、体形が同じ姉妹・友人に服の試着を頼むことがあるそうです。 

 

Mvuye mu mujyi kwipimira gaelle ikanzu. 私はガエルに代わってワンピースを試着するために町に行って来た。

kuva, vuye 「行って来る」

kwipimira, ipimiye 「~に代わって試着する」 


 

 

 

(B) guteka 「調理する」 → gutekera, tekeye 「~に代わって調理する」

      korera 「働く」 → gukorera, koreye  「~で働く」「~に代わって働く」

      gusoma 「読む」 → gusomera, someye 「~に代わって読む」 


Ukorera he? —— Nkorera i Kigali. 

 どこで働いているの? —— キガリで働いています。

Nkorera Toyota. トヨタで働いています。

Nhorera Sanae.  サナエ[ボスの名前]の下で働いています。

                    (例えば怪我をしている)サナエの代わりに働いています。

 

 

 

 

 

 

2026年1月31日土曜日

onyine ~だけ

Yanyweye amazi yonyine. 彼は水だけを飲んだ。

Yanyweye amazi wenyine. 彼だけが水を飲んだ。

Yariye inyama zonyine. 彼は肉だけを食べた。

Yariye inyama wenyine. 彼だけが肉を食べた。


 

 

kunywa, nyweye  「飲む」

amazi(6)「水」

kurya. riye 「食べる」

inyama(10) 「(複数の)肉」

 

-onyine 「~(もの)だけ」 を表すとき、目的語接辞+onyine という形をつくります。

6クラス(例えばamazi「水」) ya + onyine → yonyine

10クラス(例えばinyma「肉」)zi + onyine → zonyine.

 

「~(人)だけ」を表すとき、人称を表す接辞 + nyine(oは取った形)をつくります。

njyenyine 私だけ

wenyine あなただけ

wenyine 彼だけ / 彼女だけ

twenyine あなたたちだけ

mwenyine 私たちだけ

bonyine  彼らだけ / 彼女たちだけ

 

2026年1月14日水曜日

kugira ngo と kugirango

発音が同じ kugira ngo と kugirangoですが、意味が違います。

 

kugira ngo ~と思う、信じる、~という印象をもつ 

Nagize ngo wasinziriye. 君は眠ったかと思った。

  gusinzira, sonziriye 眠り込む

Nagize ngo urayifite. 君がそれ(y 6クラスか9クラスのもの)をもう持っていると思った。

Nagize ngo wari urembye. 君の病気は篤いと思った。(「君」が病気になったのは今日。昨日以前に病気になった時は、

wari warembye となる。)

 rembye<kuremba 重病になる 

 

 

kugirango  ~のために、~に当たる動詞は接続法(語尾をeにする)


Naje kugirango twige. 私は私たちが勉強するために来た。 →私は一緒に勉強するために来た。

kuze, je 「来る」

kwiga, ze「学ぶ、勉強する」 接続法は ige 

 

Tukore cyane kugirango tuzatsinde. 成功するためによく勉強しましょう。

gutsinda, -ze 「成功する」 

今週のルワンダ語作文13

 [日本語文]

『ズートピア2』を見ながら、小さな子がオウムのようにセリフを繰り返した。母親がすぐに止めたが、こんな風に子どもは話すことを覚えるのだと思って、微笑ましかった。

 

[添削後のルワンダ語文]

 Areba filime zootopia 2., umwana muto yasubiragamo amagambo nka kasuku. 

Mama we yahise amuhagarika, ariko nagize ngo ni ko abana biga kuvuga. 

Nabonye ari byiza.

 

Areba filime zootopia 2. 「彼は映画『スートピア2』を見ながら」

arebaは低高高のアクセント。アクセントを変えることで平叙文からフランス語でいうところのジェロンディフ(~しながら)となる。

umwana muto「小さな子ども」 

yasubiragamo 「その中で(映画を見るうちで)繰り返していた」

 yasubiragamo=y(主語接辞aが母音の前で変化)+a(過去の時制接辞)+subira(gusubiramo「~(この場合、他の人がしたこと)を繰り返す」のsubiraの部分)+ga(過去の状態の継続を表す)+mo(gusubiramo「~(この場合、他の人がしたこと)を繰り返す」のmoの部分)

gusubiramo, subiyemo には「自分が行ったことを繰り返す」の意味もある。 

gusubira は「去った場所に立ち戻る」 

amagambo(6)「言葉」

nka kasuku「オウムのように」=nka「~のように」+kasuku(9)「オウム」(スワヒリ語からの借用語のため9クラス)

Mama we「彼の母が」

yahise amuhagarika,「すぐに彼をとめた」=yahise[y(主語接辞aが母音の前で変化)+a(過去の時制接辞)+hise(guhita「すぐに~する」)+a(「彼女が」)+mu(「彼を」)+hagarika(guhagarika「止める」)

 

ariko「しかし」

nagize ngo「私は思った」=n「私は」+a(過去の時制接辞)+gize(kugira ngo~「~と思う」)

ni(それは、フランス語のc'est) ko(このように) 

abana biga kuvuga「子どもたちが話すことを学ぶ」=abana(2)「子どもたち」+biga[ b(<ba主語接辞)+iga(kwiga「学ぶ」)+kuvuga「話す」 

Nabonye ari byiza「私はそれを良いと思った」=nabonye[n(私は)+a(過去の時制接辞)+bonye(<kubona「~と見る」)] + ari「それは~だ」(「私はをれは~だと見る」という形の時、ni「それは~だ」ではなくariを使う、前の動詞が過去の時も現在の時も変化しない)+byize[by<bi(8クラスの形容詞接辞)+iza「良い」] 

 

 


 2026/01/20訂正

2026年1月4日日曜日

ルワンダ語の発音はむずかしゅうござる mye

 gusoma. somye 「読む」

mye は m-nye ムニェ と発音します。

 

imyaka(4)「年」 mya も m-nya ムニャ と発音します。

 

mye の発音


 

 

inshinga nkene 「貧しい動詞」② -zi

 現在形のルーティンを示す活用しかない動詞(raは付かない)。完了形もない。 -zi  ko~ 「~ということを知っている」「思っている」 ×kuzi という不定形は存在しない。完了形もない。                       過去時制にするときは、例えば nari ...